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午前診 8:45~12:00 |
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休診日:
木曜午後、土曜午後、日曜・祝祭日
〒662-0973
兵庫県西宮市田中町3-1 エイヴィスプラザ2F
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無痛性甲状腺炎とは 何らかの原因によって甲状腺の細胞が破壊され、甲状腺の中に貯められていた甲状腺ホルモンが血液中に漏れ出すため、一時的な甲状腺ホルモンの増加が起こります。一時的な甲状腺ホルモンの増加の後、いったん甲状腺機能低下症になることがありますが、数ヶ月以内に甲状腺機能は正常化します。 まれに永続的な甲状腺機能低下症になることがあります。 この病気は、お産の後や過去にバセドウ病にかかったことのある人によく見られます。 また何度かくり返すことも少なくありません。 |
慢性甲状腺炎(橋本病)が基礎にあることが多いため、自己免疫性の仕組みによるものと考えられていますが、はっきりわかっていません。
血液中の甲状腺ホルモンが増加しているため、動機、暑がり、体重減少などの甲状腺機能亢進症の症状が現れます。その後甲状腺機能低下症になるとむくみ、寒がり、体重増加などの症状が現れます。
症状や血液中の甲状腺ホルモン濃度からはバセドウ病と区別がつきません。
しかし、7日間のヨード制限をした上で24時間放射性ヨード摂取率検査(放射性ヨードカプセルを内服して24時間後に甲状腺に取り込まれているヨードを測定する検査)をすると診断ができます。
無痛性甲状腺炎の場合は甲状腺が破壊され働いていないので、ヨードがあまり取り込まれません。
甲状腺機能が落ち着いてきても、機能低下になることがあるため、約1ヶ月毎に血液検査をすることが必要です。
甲状腺機能亢進症状は約1ヶ月の自然の経過で必ず良くなります。
症状が強い場合には動機を抑える薬を使います。
甲状腺機能低下症になってしまい、症状が強い場合は甲状腺ホルモン剤を内服します。
副作用がほとんどありませんので安心して服用できます。
兵庫県西宮市田中町3丁目1 エイヴィスプラザ2F